悩み中…
考えれば考えるほど CrystalEarthKeeper の単独リリースは無謀という結論に。
- UAC 対応は?
- MFC のスタティックリンクは?
- 多言語化は?
- 同じディレクトリにインストールしないとライブラリ分無駄になるんじゃ?
- 長い名前は覚えてもらえないんでは?
- その特化の仕方でユーザに受け入れられるのか?
- 分離するメリットよりもデメリットのほうが多いのでは?
などなどなどなど。幻のプロジェクトになりそう。やっぱり、3月末に CrystalCPUID 5.1 + OpenLibSys 1.0 のリリースとするのが一番良さそうです。今回は多言語化が前提ですし、CrystalCPUID 4.x 以上に国際的な普及を目指しているので、わかりやすさは重要です。
こうやって色々悩む時間が楽しいと言えば楽しいし、無駄と言えば無駄。まぁ、ビジネスじゃないからそれでいいんですよ。きっと。悩めば悩むほどいいものが出来るというものではないかもしれませんが、何も考えずにサクッと色々実装できるほどのスキルはありませんしね。
というわけで、最終的に以下の感じになりそうです。もちろん予定ではありますが。
◇ CrystalCPUID 5.1
- コードネーム: Estel (CrystalEarthKeeper の断念により移行)
裏コードネーム: FA (予定)
◇ OpenLibSys 1.0
- コードネーム: PureCrystal (WinRing0 と同様)
と言ったところでしょうか。ちょっと、アレなコードネームではありますが、まぁ、良いでしょう。
Intel も AMD も CPU にはちゃんとコードネームつけていますし、開発の方針変更でコードネームはそのままで中身は全然別物みたいなこともありますからね。それに、何か名前があった方が盛り上がりますからね。この調子だと、CrystalCpuMark にもえらいコードネームがつきそうだ…とほほほほ。
で、早速 CrystalCPUID の新規プロジェクトファイルを作成し、CrystalDiskMark の GUI 部分の移植を始めました。方針は二転三転していますが、やる気は充実している(というか、大量に充電した)ので、3 連休中にそれっぽいスクリーンショットを出せると思います。今のところ 2008/3/31 に新作リリースの方針に変更はありません。今後も半年ごとに何か新しいものを出し続けていきたいですね。
ソースコードが出せる状態にたどり着くまでが大変です。
CrystalEarthKeeper、リリースにこだわる必要はないんじゃないでしょうか。
個人的には OpenLibSys のサンプルとして付属してくれたりすると嬉しいです。
CrystalEarthKeeper のような機能限定的なものは、OpenLibSys についてくる定番の実装サンプルとして付属してたりして、たまに「あ、UAC対応してる」とか「今になって多言語化かよ」とかマニアックに気づかせて楽しむのがいいと思うんですが、どうでしょうか。
> kathmandu さん
OpenLibSys は WinRing0 のようなちゃんとしたライブラリとしての配布を考えていません。API マニュアルとか整備するのは大変ですし、仕様変更もやりにくくなるので。
ただ、CrystalCPUID 5.1 と OpenLibSys は修正 BSD ライセンスで公開するので、自由に使うことは可能です。また、SysInfo よりはまともな仕様になると思います。C++ 以外からも使えるようになりますし。
というわけで、CrystalCPUID 5.1 自体が OpenLibSys のサンプルコードということで。SysInfo でさえ使いたいという方が数名いらしたので、それなりに需要はあると考えています。希望的観測ですが。