CrystalDiskMark 1.0/2.0 のバグについて(まとめ)
この度は CrystalDiskMark 1.0/2.0 のバグにより、非常に多くの方々にご迷惑をおかけすることになってしまい誠に申し訳ございませんでした。
CrystalDiskMark 1.0 の正式版リリース時から
- CrystalDiskMark 1.0 の Random Read/Write 4K テスト
- CrystalDiskMark 1.0/2.0 の Random Write 512K/4K テスト
に正確な測定ができないというベンチマークソフトとして致命的な不具合がありました。
CrystalDiskMark をこれからどうするか色々考えてみたのですが、最善の策は、バグのある 1.0/2.0 がこれ以上流通しないよう最新版への移行を促すことと 1.0/2.0 には致命的な不具合があるため、ベンチマーク結果が不正確であることを出来る限り多くの方に知っていただくことだと考えています。
幸いタイトルバーにもテキストコピーにもバージョンを入れるようにしているため、1.0/2.0 に不具合があることを知っていただければ、誤った情報に惑わされることも少なくなると思います。
これだけ致命的なバグを持ったベンチマークソフトを約 10 ヶ月に渡って公開してきたわけですから、信頼を失うのは当然ですし、別のソフトを使おうと思われる方も多いかと思います。
それでも、CrystalDiskMark を使ってくださるという方がいらっしゃいましたら、いくつかお願いがあります。
- 掲示板や価格情報サイトなどにベンチマーク結果を投稿するときは必ず最新版を利用し、もし 1.0/2.0 を利用しているユーザがいるようであれば、1.0/2.0 にバグがあること(新しいバージョンが出ていること)を教えてあげてはいただけないでしょうか。
- ITニュースサイト、個人のサイトやブログなどで CrystalDiskMark の結果を載せる際は、一言 1.0/2.0 にバグがあることに言及していただけないでしょうか。
- PC 関連雑誌で CrystalDiskMark の結果を載せる際、可能であれば欄外にでも、1.0/2.0 にバグがあることについて言及していただけないでしょうか。
より多くの方々に今回の件を知っていただくためには、Crystal Dew World のトップページで告知しているだけでは十分でないと感じております。
大変厚かましいお願いではありますが、よろしくお願いいたします。
なお、今回の不具合について 窓の杜 さんには 2 度に渡って取り上げていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
- ファイル書き込みテストの計測ミスを修正した「CrystalDiskMark」v2.1.0が公開 (窓の杜)
- CrystalDiskMark」に致命的なベンチマークの計測ミス、最新版で修正済み (窓の杜)
【参考】 不具合の詳細については、以下のエントリをご覧ください。
画面にHDDの型番を出して欲しいです。
簡単そうに見えて実は難しいのです。
というのもドライブレターと物理ディスクは一対一に対応しておらず、RAID などの場合対応するディスクが複数存在する場合もあるので。
CrystalDiskInfo と組み合わせて使ってください。