WinRing0 1.1.0

セキュリティ上の理由から物理メモリアクセス機能の仕様変更を行いました。WinRing0 を使用して物理メモリにアクセスする必要がないソフトウェアを開発している方は、本バージョンへのアップグレードを強くお勧めいたします。

また、DllMain でデバイスドライバのロードを行うことは不適切であることが判明したため、別途 InitializeDll API を呼び出して初期化を行うようにしました。今回の変更で、環境依存のトラブルが減少すると良いのですが・・・。

◇公式サイト

1.0.4 からの修正点

◇WinRing0.dll (1.1.0.6)

  • ReadMemBlock/WriteMemBlock API の廃止
  • ReadPhysicalMemory/WritePhysicalMemory API を追加
    ただし、標準添付のドライバでは 0x000C0000 – 0x000FFFFF の範囲の読み込みができるだけです。物理メモリ空間全体にアクセスしたい場合は、別途配布している SpecialDriverPack をご利用ください。
  • InitializeDll/DeinitializeDll API を追加
  • DllMain 内で不適切な処理が行われていた問題を修正

◇OpenLibSys.sys (1.0.2.4)

  • コンパイルオプション(_PHYSICAL_MEMORY_FEATURES)により、物理メモリのアクセス可能範囲を切り替えられるように修正

◇OpenLibSys.vxd (1.0.1.3)

  • コンパイルオプション(_PHYSICAL_MEMORY_FEATURES)により、物理メモリのアクセス可能範囲を切り替えられるように修正

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