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▼Moriさん:
>CrystalDiskMarkはHDDの空き容量にテストファイルを作成してベンチマークを行っていますが、
>その方法ではキャッシュに影響を受ける以外にも、
>HDDにファイルが存在している場合(OSがインストールされているなど)や断片化している場合に大きく結果が左右される、
>というのは初期の頃から問題点としてあげられていたと思いますが、改善の予定はないのですか?
ファイルを生成する位置を通常のアプリケーションから指定することは不可能なのでこの点について仕様を変更する予定はございません。CrystalDiskMark に限らずファイルを生成してテストを行うタイプではこの問題を回避することはできないと考えております。
もちろん、デフラグソフトのようにファイルがどの位置に生成されているかをすべて把握した上で空き領域を使ってテストを行うということはできるとは思いますが。
また、ファイルを生成せずに直接 LBA を指定してテストすることもできますが、書き込みテストを行うとデータが破壊されることになるため一般ユーザー向けでないことや既に HDTune など優れたソフトが存在するため作成する予定はございません。
>方法自体を変更する気がないならば、
>
>1.HDDに存在する総ファイル数、HDDの空き容量/総容量をベンチマーク結果(UI、テキスト共に)含める
これは簡単に実装できますし良いアイディアですね。参考にさせていただきます。
>2.キャッシュ、ファイルの有無、断片化の影響を受けることをマニュアル等のドキュメントで周知する
>3.キャッシュ、ファイルの有無、断片化の影響をなるべく受けずにベンチマークを行う手段をマニュアル等のドキュメントで周知する
これもご指摘の通りだと思います。CrystalDiskMark の開発当初はある程度知識のある人が使うということを前提としていたので、説明は不要(当たり前)と考えておりました。
正直、CrystalDiskInfo のようなマニュアルを作成する気はなかったのですが、ユーザー数やユーザー層の広がりを考慮するとマニュアルの作成についても再度検討してみたいと思います。
ところで、Mori さんはかなりお詳しいようですが、どのようにベンチマーク方法を修正するのが良いとお考えになられているのでしょうか?前述のとおり私にはファイルを生成するタイプのベンチマークとしてはこれ以外の方法が思いつかないのですが、既存ファイルや断片化などに影響を受けず、より良いベンチマーク方法のアイディアをお持ちでしたらご教示いただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
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