CrystalDiskInfo 6.7.0-5
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【ひとこと】
*コードサイニング証明書を SHA-2 に更新しました。 (2016/2/1)
Microsoft の NVMe ドライバーが NVME_PASS_THROUGH をサポートしない (つまり、S.M.A.R.T. 情報の読み出しを Windows アプリから行えない) と知ったときとても落胆しました。そして、NVMe をサポート出来なければ、長期的には CrystalDiskInfo の価値はなくなると感じていました。いつかサポートしたいとそう思い続けて1年以上が経過したある日・・・神が降臨しました。
@openlibsys If you find some difficulties to add NVMe support, I hope this can help you. https://t.co/j4esJ0vnXS
— Minkyu Kim (@NaraeonKim) 2015, 11月 27
しかも Minkyu Kim (@NaraeonKim) の初めてのツイートが私宛なので、本当に私に NVMe サポート方法を伝えるためだけに Twitter アカウントを作成してメッセージを送ってくださったのかなと?私の「 NVMe サポートしたい!! 」(日本語) 的ツイートのリプライなのに!! そんなわけで、USB 対応に続き、NVMe 対応も神降臨で解決出来たため、私が世界一恵まれた開発者の一人であることを確信したわけです。ホント、オープンソース最高ですよ。オープンソースじゃなければこんな奇跡起きません。多分。
と、余談はさておき、NVMe のサポート方法は結構ブッチギッテます。特に、Samsung SSD 950 Pro の SCSI なセキュリティ関連コマンドを介する方法とか。結論を見たうえで、私の技術力ではとても解析できなかった方法なのでほんと神が降臨しなければ NVMe 対応方法を求めて永遠の刻を彷徨うところでしたよ。ただ、Samsung SM951 対応だけは自力でやりました。実機を買って解析してと・・・。Surface Book 搭載の SSD が Samsung SSD 950 Pro 系ではなく、SM951 系だったので何とか日本発売までに対応しなければと頑張りました。
Microsoft NVMe Driver 自体が NVME_PASS_THROUGH をサポートしてくれればこんな苦労はしなくて済んだのですが・・・。まぁ、今更言っても仕方がありません。
NVMe サポートについて、2015/12/26 に開催された 札幌C++勉強会 #10 にて「NVMeで(*´Д`)ハァハァしようよ」というタイトルで発表しているので、NVMe サポートの仕組みにご興味のある方は以下のスライドからどうぞ。
[6.7.0]
- Intel SSD 750 (NVMe) 暫定対応 ※要Intel NVMe Driver
- SAMSUNG SM951 (NVMe) 暫定対応 ※要Samsung NVMe Driver
- SAMSUNG SSD 950 PRO (NVMe) 暫定対応
- Minkyu Kim 氏による NVMe 対応パッチ適用
- 6.6.0 でのコンパイラ変更に伴い SSE2 非対応 CPU で動作しなくなっていた不具合を修正
- 言語ファイル更新 (Korean, Simplified Chinese)
[6.7.1]
- 6.7.0 でのガジェットの温度表示不具合を修正
- 言語ファイル更新 (Korean, Simplified Chinese)
[6.7.2]
- 6.7.0 での UI 不具合を修正
[6.7.3]
- NVMe SSD のリンク速度/リンク幅に対応
- 6.7.0 での UI 不具合を修正
[6.7.4]
- コードサイニング証明書を SHA-2 に更新
- 6.7.0 での UI 不具合を修正
[6.7.5]
- コード署名方法を SHA-1 & SHA-2 に変更
⇒ Vista 環境で起動できない問題を解消 (SHA-2 証明書のみかつブロック未解除の場合に発生)
※NVMe 対応はまだまだやるべきことが残っているので暫定版として公開しております。必要な機能を一通り実装したところで、正式に NVMe 対応としてメジャーバージョンアップ予定です。
hiyohiyo様
毎回有用なツール提供ありがとうございます。
Infoの記事に対しDiskmarkについての質問となり申し訳ありません。
DISKMARKのそれぞれの回数ですが、現在は9回となっています。
この回数をもっと増やすまたは、任意で設定することはできないものでしょうか?
CDMを動かすとSSDがかなり発熱することを利用してベンチマークだけではなく
エージングツールとしても使ってみたいと考えています。
エージング用途であれば、DiskSpd https://github.com/microsoft/diskspd を直接使うのが良いかと思います。マニュアルも完備されているので好きなだけテストすることが出来ます。コマンドラインツールですが使うだけならそれほど難しくはありません。
ご検討ください。
CrystalDiskInfo 6.7.5 でインストール先が固定されてるようでが変更できるようにできませんか?
当方側の勘違いでしたら…