代替処理保留中セクタ数
「代替処理保留中のセクタ数」が 5 になったため退役させていた、SAMSUNG HD204UI を改めてチェックしたらこんな感じになりました↓ チェックには FromHDDtoSSD を使用しました。
全部で 5 つのバッドセクターが見つかり、そのうちの一つは読み書き不能とのこと。そこに記録されていたデータは壊れているんだろうな・・・
というわけで、「代替処理保留中のセクタ数」という名前とは裏腹にバッチリデータ欠損が起こっていることもあるのでご注意ください。それにしても、どうして「代替処理」はされないんだろうか?
前回のレポート:ディスク障害発生 (約1年半前のエントリ)
CrystalDiskInfo を使わせて頂いています、ありがとうございます。 さて
C6(Uncorrectable Sector Count) と C5(Current Pending Sector Count) の関係は、読み込み時エラーの起きたセクターを何度か読み直し(何度しても読めないときはデータ消失に成りますが)、大半はなんとか読めるものと思います。この際HDDは、エラーが起きたトラックまる毎予備トラックにコピーしておき、後日エラーのおきたセクターに書き込みする指令が来た際に正常書き込みであればトラックは正常として予備トラックは使用中止、もし不良で有ればそのトラックは不良として以後二度と使用せず予備トラックを立て替えとして使用するようです。
つまり、セクターが使えるかどうかは書き込みをしてみないと良く判らないようです。「Executable-HDDLLF.4.25」というソフトがあります、HDDの全データは消失しますが、全セクターへ書き込みをすることによって、HDDの「立て替えトラック処理」を完了させます、従ってC5は0になります。(立て替えによって予備トラックの数が減っているはずですがその数はどうやって調べるのか知りません)
メールアドレスはダミーです、悪しからず。
追加
・C6がエラーがおきたセクターの数
・C5はエラーが起きたが何とか読めたセクターを含めたトラックを予備トラックに仮保存中で、エラーの起きたトラックに書き込みがあってセクターの良・不良の判定が下るのを待っている状態
だろうと思います。
Blog主さん、匿名願夫さん、とても参考になりました。
なぜ、SAMSUNG製HDDは、すぐにC5、C6の値が増えてしまうのか
分からず、取り外したまま半年以上放置し、ゴミ箱行きになるところでした。