Low Level Benchmark on Intel X25-M
Intel製SSDが発売に、約8万円 公称リード240MB/s などなど Intel X25-M は非常に高価にもかかわらず大ブレイク中らしいのですが、さすがに購入する予算はありませんので、TSUKUMO eX. さんの店頭デモ機で色々試験させてもらいました。特別に・・・というわけではなく、USB メモリ経由で好きなソフトをインストールして Intel X25-M を体感して良いとのことだったので。
ちなみに、CrystalMark 2004R3/CrystalDiskInfo 2/CrystalDiskMark 2.2 はインストール済みでした。ありがとうございます m(_ _)m
CrystalDiskMark の結果はネットで既に見たことがあるので、最初に CrystalDiskInfo のローレベルベンチマーク(セクタ0から順次読み出し)を試してみました。
あっ、あれれれれれ?たったの 170MB/s しか出ません。
じゃぁ~ HDTune だ!! と思ったら最初の部分が不安定だったり???アレレ?
ない知恵を絞って考えました。どうしてこのような結果が得られるのかと。
キラーン。閃きました。データ書き込み時の最適化のためにの論理セクタ番号とメモリセルとの対応関係が変化しているために、シーケンシャルリードのはずが SSD 内部でランダムリードに近い状態になっているのではないでしょうか。最初の部分で速度低下が見られるのは Windows XP がインストールされていると思われる部分ですし。
Low Level Benchmark 機能は、HDD の最外周部分(つまり、最速部分)の速度を測ることを目的としていたのですが、SSD では、単純にはいかないようですね。SSD の内部構造自体もしっかり理解しておりませんし、当分実機も入手出来ないと思うので、ベンチマーク機能は Earthlight での搭載を見送り、Moonlight 以降での搭載としたいと思います。危ない橋は渡りません!! ディスク全体というか最速部分の速度を把握したければ HDTune を使うのが一番よいかなと。
対策としては、全セクタのうち始めの部分と終わりの部分の速度を測定して高い方を採用するとかそういった工夫が必要なんでしょう。が、前半 SLC、後半 MLC みたいな SSD も存在するような気がしないでもないので、あんまり適当なことは出来ませんしね。
というわけで、2.0 Alpha3 はもうしばらくお待ちください。ホント、今気がついて良かったぁ。
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