CrystalDiskInfo 1.1.0 Event Log Test#1
【概要】
CrystalDiskInfo 1.1.0 ELT#1 は、Event Log 対応のテスト版です。
イベントログを駆使すると、健康状態の劣化や温度の上昇などの現象をメールなどで通知することが出来るようになります。
参考:イベントログの自動監視とコマンドの自動実行 (@IT)
イベントログについては、”イベントログ”、”eventtriggers” などのキーワードで検索すると色々情報が得られるかと思います。
【暫定対応イベント】
ソース:CrystalDiskInfo
- 601 : 健康状態劣化 (
エラー警告 に変更予定) - 701 : 健康状態回復 (情報)
- 602 : 0x05 劣化 (警告)
- 702 : 0x05 回復 (情報)
- 603 : 0xC4 劣化 (警告)
- 703 : 0xC4 回復 (情報)
- 604 : 0xC5 劣化 (警告)
- 704 : 0xC5 回復 (情報)
- 605 : 0xC6 劣化 (警告)
- 705 : 0xC6 回復 (情報)
- 606 : 警報温度到達 (警告)
( ) 内は、レベルです。エラー : 1、警告 : 2、情報 : 4
詳細は… イベント・ログに任意の文字列を出力する (@IT) などをご覧ください。
なお、1~254 および 301~554 は、S.M.A.R.T 属性ごとの閾値到達および回復用に予約しています。が、実際に実装するかどうかは未定です。いずれかの S.M.A.R.T 属性が閾値未満になった場合、健康状態が『異常』になるので、健康状態にはこれだけで十分かと考えています。イベントトリガーを設定するのも大変ですし…
0x05, 0xC4, 0xC5, 0xC6 については、気になる方も多いと思うので独立して監視できるようにしています。温度については、警報温度を超えていると常にイベントログに書き込むということになってしまうと非常にアレなので、イベント発生後 1 時間は無視するようにしています。逆に言うと 1 時間ごとに書き込まれることになりますが…
また、どの Disk でイベントが発生したかについてはメッセージ内に文字列 (モデル名とシリアルナンバー) で含まれております。
【テスト方法】
温度:警報温度を現在の温度以下に設定してください。そのうち、イベント ID 606 が発生します。(なお、アプリを再起動した場合起動直後にイベントが発生します。)
温度以外:CrystalDiskInfo/Smart/ディスク名+シリアルナンバー/Smart.ini を開きます。
[ディスク名+シリアルナンバーFIRST]、[ディスク名+シリアルナンバー]、[ディスク名+シリアルナンバーTHRESHOLD] の 3 つのセクションがあるので、何もついていない 2 つ目のセクションに注目します。
HealthStatus=X (1: 正常、2: 注意、3: 異常)
ReallocatedSectorsCount=X (0x05)
ReallocationEventCount=X (0xC4)
CurrentPendingSectorCount=X (0xC5)
UncorrectableSectorCount=X (0xC6)
X を任意の値に変更した上で、アプリを起動してください。 擬似的に前回実行時のステータスが変化するため、700 番代の回復動作の確認ができます。劣化について試したい場合は…
イベントが書き込まれた様子は『イベント ビューア』で確認できます。詳細はネットで調べてくださいな。
【ホントにお願い】
ご意見、ご感想、ご要望よろしくお願いいたします。特に、要望をぜひ!!
【テスト協力のお願い】
【ダウンロード】
XP Pro 以降に対応しています。NT4/2000/XP Home では動作しませんが、バージョンチェック機能をまだ実装しておりません。次回以降に実装したいと思います。
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