CDM 3.0.5ではQueueとThreadの選択ができなかったので、PCIe SSDにおけるSequential Readの測定が1700MB/s近辺で頭打ちになってしまっていました。今回CDM 4.0.3でQueue=32とThread=1を試したところ、理想的なSequential Readパフォーマンス(2222MB/s)が出ました。
一方でCDM 4.0.3では、PCIe NVMe SSDにおけるWriteのパフォーマンスはSequentialもRandomも大変低い数字がでてしまっており、CDM 3.0.5のWriteの結果と比べても比較にならないほどです。SATA SSDではCDM 4.0.3でも正しいWriteパフォーマンスが出ているようなので、PCIe SSDまたはNVMe SSD特有の現象のようです。
例えば、NVMe SSDのDefault Sequential Writeは、CDM3.0.5では1578MB/s出ますが、CDM4.0.3では97MB/sしか出ません。
NVMe SSDのSequential Write (Queue=32, Thread=1)は、ATTO Benchでは1587MB/s出ますが、CDM4.0.3では26MB/sしか出ません。
テスト環境は、
Lenovo ThinkStation P500
CPU E5-1620 V3
Max Clock 3.50GHz
Core 4
Processor
Memory 8GB
OS Windows 8.1
使用したNVMe SSDの名前は公表できませんが、CDM 4.0.3の修正をお願いできれば幸いです。