▼UKさん:
>■コピーの不具合
>Dev4でコピーした時にSequential Read Q1 T1のスコアがQ32/T1のものとおなじになってしまうようです。(★の部分)
> Sequential Read (Q= 1,T= 1) : 547.157 MB/s ★
> Sequential Write (Q= 1,T= 1) : 511.283 MB/s ★
開発者でもない僕が答えるようなことではないかもしれませんが、
これは、バグではなく仕様だと思います。
Windowsというか、大抵のOSの場合、ドライバーの制限によって、
実際のコマンドあたりの最大転送サイズが、256セクタ(1セクタ
ー512バイトの場合で128KB)に制限されています。
USB3の場合のみ製品によって、1024セクタ(512KB)が使用でき
ます。
このため、転送サイズをソフト側で1MBと設定しても、実際にド
ライブに送られるライトまたはリードコマンドは、128KB単位に
分割され、8回送られます。
CDMの挙動を見る限りでは、転送サイズを1MBに設定しても、実際
には、転送サイズ128KBのQD=8状態で計測されていると推測されます。
IOMeterやTxBENCHでチェックされるとわかると思いますが、転送サイ
ズ128KBで計測する場合、QD=4ぐらいでSATA6G接続のSSDなら、ほぼ最
大速度を計測できます(シーケンシャルリード/ライトに限る)。
ということで、シーケンシャルに限定していうと、CDMで転送サイズに
1MBを設定した段階で、QD1だろうかQD32だろうがすでに最大速度に達し
ているので、同じ結果になってある意味当然だと思います。
なお、僕が試した限りでは、NVMe(ドライバーはMS謹製)でも、最大
転送サイズは、256セクタに制限されておりました。
NVMeの場合、QDをより深くしたり、スレッド数を増やすことで、リー
ド/ライト性能が向上すると推測されます。