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CrystalDiskMark 3.0 Beta ひよひよ 09/11/14(土) 23:10 [添付]

テストファイルサイズとHDDの関係 EMO 10/3/2(火) 22:15
Re:テストファイルサイズとHDDの関係 ひよひよ 10/3/2(火) 22:51
Re:テストファイルサイズとHDDの関係 HGST使い 10/3/2(火) 23:54
Re:テストファイルサイズとHDDの関係 EMO 10/3/3(水) 10:31

テストファイルサイズとHDDの関係
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 EMO E-MAILWEB  - 10/3/2(火) 22:15 -

引用なし
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   今更なHDDの話で、たぶん問題としてはもう終わっていると思うので、
情報共有の意味で書かせていただきます。

HDDをHD Tune Proで見ていたとき、一定の容量で、それぞれ決まった
速度を持つ領域が組になったものが繰り返し現れることに気づきました。
最近の2.5インチHDDを見たところ、程度の差はあれ、どれも同じ現象が
出ます。この領域間の速度差は大きいもので12MB/sぐらいあります。

この現象について、HDD中の各記録面の速度が出ているのだろうと
自分では思っていますが(詳しくは自分のブログに書きました)、
他では見たことがないので、自分の計測結果しか根拠はありません。

その真偽はともかく、問題は、HGSTの2.5インチHDDを例にとると、
組の中の各領域の容量が100MB程度、組全体では400MB程度あるので
(記録面が4つのもの)、テストファイルサイズがこれより小さいと
速度のピークが出る領域を外してしまう可能性が出てきます。

この点、3.0 Betaで既にデフォルトのテストファイルサイズを1GBに
されているので、問題としては終わっているだろうと思います。
ただ、3.5インチHDDには、容量が2TBになると記録面の数が10にも
なるものがあるので、組全体の容量が1GB程度になるか、越えるものも
あるかもしれません。

まあ、これはどこまで厳密に計測しようとするかという問題ですが、
HDD中の位置が少しずれただけで割と大きな速度差が出るので、一応
頭に入れておいた方がいいような気がします。

Re:テストファイルサイズとHDDの関係
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 ひよひよ  - 10/3/2(火) 22:51 -

引用なし
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   ▼EMOさん:
リンク先素晴らしいレポートです。
熟読させていただきます。

Re:テストファイルサイズとHDDの関係
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 HGST使い  - 10/3/2(火) 23:54 -

引用なし
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   ▼ひよひよさん:
>▼EMOさん:
>リンク先素晴らしいレポートです。
>熟読させていただきます。

お久しぶりです、HGST使いです。
# (ちょっとイレギュラーなPCI-E x8接続な)SiI3124を手に入れたので近いうちにSiI関連へ報告します。

熟読までは出来てないですが、面白い現象ですね。
折り返し雑音(エイリアシングの方が通りが良い?)っぽい物が出てるのかどうかが少し気になる次第です。
折り返し雑音に関しては検索した方が正確な知識を得られると思いますが、簡単に言えばデジカメで縞模様とかパターン背景を撮影すると出るモアレとかです。

計測結果として本当はもっと細かく変わって居るにも関わらず(細かい縞模様)、測定出来る時間と測定容量の解像度(デジカメ・スキャナ)の限界で緩やかな上下値(モアレ・偽の縞模様)が出てしまう。
対策はHddRpmEstみたいに1周と思わしきサイズを調べて計る(高dpiやズームインして縞模様をくっきり撮影)というのも手ではありますし、サイズを大きくして測定(ズームアウトして縞なんか気にならない灰色になるまで小さくするか、レタッチでボカす(高域をフィルタ化))のも手ですよね。
今のCDMだとシーケンシャルR/Wなら後者による対応がデフォルトになりそうですが、(もしも折り返し雑音なら)4K辺りだとモロに影響受けそうな感じがしますね・・・
数回繰り返した際にスコアが安定しないのもこの辺が原因だったりするんでしょうかね?

最近良く話題になるSSDでパーティションのオフセット値がありますが、実際コレ絡みの話もあるでしょうか?
64KiB管理の場合オフセットがずれると10KiB+54KiBで2ブロック書き込みになる。
サイズの大きいシーケンシャルだとあまり気にならないがブロックの小さい4KiB/512KiBのランダムR/Wだと結果的な実書き込み量も増えるので多きな差になる。
で、某所でのSSDベンチ結果として
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1266718806/n593
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1266718806/n616
みたいな極端な例になってしまうと。

上記のSSDの例は極端な上に現実的にはあまり無関係ですけど、もしかしたらベンチマークでも遅くなる領域を選別した最悪ランダムR/Wと最良ランダムR/Wみたいな指標が必要なのかもしれないですね・・・
しかしそれは既に*ランダム*なのか?という話でもありますが・・・

Re:テストファイルサイズとHDDの関係
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 EMO E-MAIL  - 10/3/3(水) 10:31 -

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   ▼HGST使いさん:
>折り返し雑音(エイリアシングの方が通りが良い?)っぽい物が出てるのかどうかが少し気になる次第です。

ご示唆ありがとうございます。突っ込んでいただけるとまた違ったものが
見えてくるかもしれません。むしろ、そういう「査読」をしていただけると
あり難いかなと。

折り返し雑音問題を正確に理解しているか自信ないですが、これを
確認するには計測する周期をより小さくしてみることかなと思いますが、
5MBより小さな周期でどうなるかは確認してません。

正直、もっと柔軟に設定を変えて計測できればよかったのですが、どうも
適当なやり方がなくて。結局、各領域に合わせてパーティションを作って
CrystalDiskMarkで計測したときにも同じ傾向が出たのを確認してからは、
値の確かさ自体は追求してなかったです。

それから、折り返し雑音問題の性質として、リクエストサイズ単位で
舐めるように全セクターを計測して、その平均値を出すような場合でも
出てくるでしょうか? どういう姿で出てくるのか想像ができなくて。

>(もしも折り返し雑音なら)4K辺りだとモロに影響受けそうな感じがしますね・・・

すいません、ここがどういう意味か理解できなかったので、できれば解説
いただければと。

ランダムアクセスについては、各領域で差は少し出てるんですよね。
まあHDDの場合、ランダムアクセスはあまりリニアに記録面の性能を反映
しないので、追求はしてなかったですが。

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