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【2327】Core系CPUのVIDの表示 Intel CPUでもCrystalCPUID 08/6/8(日) 0:25

【2335】Re:Core系CPUのVIDの表示 ひよひよ 08/6/12(木) 8:12
【2336】Re:Core系CPUのVIDの表示 ひよひよ 08/6/12(木) 23:36
【2337】Re:Core系CPUのVIDの表示 Intel CPUでもCrystalCPUID 08/6/13(金) 1:01 [添付][添付]
【2342】Re:Core系CPUのVIDの表示 ねじまき 08/6/14(土) 3:32
【2343】Re:Core系CPUのVIDの表示 ねじまき 08/6/15(日) 2:10
【2344】Re:Core系CPUのVIDの表示 ひよひよ 08/6/15(日) 12:24
【2345】Re:Core系CPUのVIDの表示 Intel CPUでもCrystalCPUID 08/6/16(月) 2:39 [添付]
【2346】E7200と6.5倍 08/6/16(月) 5:18

【2335】Re:Core系CPUのVIDの表示
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 ひよひよ  - 08/6/12(木) 8:12 -

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   ▼ねじまきさん:
>横レス失礼します。
>当方E7200と開発環境がありますので、Multiplier Managementに対応させてみました。
ありがとうございます。
今週末あたりに本体にマージさせていただきたいと思います。

Penryn が発売されてから随分時間が経っていますが、重い腰が全く上がらず申し訳ございません > みなさま

【2336】Re:Core系CPUのVIDの表示
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 ひよひよ  - 08/6/12(木) 23:36 -

引用なし
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   本体にマージさせていただきました。
ついでに、SSE4.1/SSE4.2 サポートなども追加しときました。

ねじまきさん本当にありがとうございました。
About ダイアログで表示される Special Thanks に追加させていただきました。

【2337】Re:Core系CPUのVIDの表示
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 Intel CPUでもCrystalCPUID  - 08/6/13(金) 1:01 -

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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 4.14.3.407_E7200.JPG
・サイズ : 218.0KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 4.14.3.407_E2180.JPG
・サイズ : 156.8KB
   ねじまき様・ひよひよ様

どうもお世話になっております。
ねじまき様のPenryn対応版とひよひよ様の最新版(4.14.3.407)を使わせて頂きましたところ
手元のE7200で添付画像の通りVIDテーブルの表示の改善や
Multiplier Managementの正常動作を確認致しました。
またE2180に関しましても添付画像の通り4.14.2.405以前と同様の状態で
正常動作すること確認しました。

なお、ねじまき様ご指摘のVIDの件に関しまして
「実際の電圧ではなく、電圧の指示値」というのは理解しているつもりです。
例えばBIOSでの電圧変更機能が付いたマザーボードでは
"Auto"等に設定した場合のみ現在のVIDで指定された電圧が出力され
マニュアル設定時にはソフト的なVIDの指定は無視されることが多いと思いますし、
マザーボード付属のツールやCPU-Z・SpeedFanといったソフトで読み取られるセンサーの値は
VIDで指定した電圧よりも低い値になることがほとんどと思います。
またCore Temp等のソフトがどのようにして現在のVIDを取得しているかは分かりませんし、
Core Tempに関しましては現時点での最新版の0.99より古いバージョン(0.99betaも含む)では
45nm世代のCPUのVIDを0.1125V低く表示する不具合がありました。
ですが、インテルの資料でCore系CPUのVIDの定義が0.0125V単位になっていることと
Core Temp・Real Temp・RMClockといった世界中で広く使われているソフトが
現時点での最新バージョンで同じVIDを表示していることから
CrystalCPUIDでもそれに合わせて頂いた方がいいのではないか、
というのが私の要望の趣旨です。

あとMSR 0x000000CEの件に関しましては少々勘違いしていた点がありました。
この値が存在するのはデスクトップ系CPU・モバイル系CPU共に
Core 2(Conroe・Merom)世代からのようです。
CPU固有のVIDの取得に関しましては
MSR 0x00000198のedxの値を参照するのが一般的ではないかと思われます。
ただしMSR 0x00000198のedxの値は
環境によっては0xYYZZYYZZ(YY:定格倍率 ZZ:max VID)と表示される場合があるようでして、
(例えば手元のE2180ではMSR 0x00000198 edx = 0x0A280A28となっています)
その場合にはMSR 0x000000CEのedxの値を参照した方が正確な情報が得られると思います。
参考までに以下に海外フォーラム等にあった
モバイル系CPUのMSR 0x000000CEと0x00000198のedxの値を書いておきます。

Intel Pentium M 770
MSR 0x000000CE なし
MSR 0x00000198 edx = 0x06121029
Mobile Core 2 Duo T5500
MSR 0x000000CE edx = 0x00130A25
MSR 0x00000198 edx = 0x06130A25
http://forum.canardplus.com/showthread.php?p=770580

Core Duo T2050
MSR 0x000000CE なし
MSR 0x00000198 edx = 0x06130C2C
http://forum.x86-secret.com/showpost.php?p=110296&postcount=50

Core Duo T2300
MSR 0x000000CE なし
MSR 0x00000198 edx = 0x06130A2C
http://forum.x86-secret.com/showpost.php?p=105102&postcount=29

Core Duo T2500
MSR 0x000000CE なし
MSR 0x00000198 edx = 0x06130C2C
http://forum.x86-secret.com/showpost.php?p=109419&postcount=42

Mobile Core 2 Duo T7250
MSR 0x000000CE edx = 0x80170B2D
MSR 0x00000198 edx = 0x06170B2D
http://forum.notebookreview.com/showpost.php?p=2888518&postcount=10

Mobile Core 2 Duo T7300
MSR 0x000000CE edx = 0x80120B2D
MSR 0x00000198 edx = 0x06120B2D
http://forum.x86-secret.com/showpost.php?p=105235&postcount=30

Mobile Core 2 Duo T7300
MSR 0x000000CE edx = 0x80120B2E
MSR 0x00000198 edx = 0x06120B2E
http://forum.x86-secret.com/showpost.php?p=109416&postcount=39

Mobile Core 2 Duo T7500
MSR 0x000000CE edx = 0x80170C2F
MSR 0x00000198 edx = 0x06170C2F
http://forum.x86-secret.com/showpost.php?p=109969&postcount=47

Mobile Core 2 Duo T7700
MSR 0x000000CE edx = 0x80120D32
MSR 0x00000198 edx = 0x06120C26
http://forum.x86-secret.com/showpost.php?p=110062&postcount=48

Intel(R) Pentium(R) Dual CPU T2310 @ 1.46GHz
MSR 0x000000CE edx = 0x00130B2B
MSR 0x00000198 edx = 0x06130B2B
http://www.techsupportforum.com/hardware-support/o【URL短縮沸:C-BOARD】-

Celeron M 550
MSR 0x000000CE edx = 0x00280F28
MSR 0x00000198 なし?
http://zhidao.baidu.com/question/47676738.html?fr=qrl

"Dynamic Acceleration"がサポートされているT7000シリーズは
定格倍率の値に+1された値がセットされているように読み取れます。
なお以下のサイトの情報によりますと
"Dynamic Acceleration"はCPUID function 0x00000006のeaxの値や
MSR 0x000001A0のedxの値で定義されているようです。

http://www.sandpile.org/ia32/cpuid.htm
http://www.sandpile.org/ia32/msr.htm

以上少々話題が発散気味で申し訳ありません。
それでは失礼致します。

添付画像
【4.14.3.407_E7200.JPG : 218.0KB】

添付画像
【4.14.3.407_E2180.JPG : 156.8KB】

【2342】Re:Core系CPUのVIDの表示
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 ねじまき  - 08/6/14(土) 3:32 -

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   すばらしい調査能力ですね。
私が理解したところでは以下のようになっています。

Pentium M→IMVPを使用 0.7+0.016×n
Pentium D→VRMを使用 0.0125刻みの変換テーブル
Core2Duo→VRMを使用 0.825+0.0125×n
現行のCrystalCPUIDはPentium MとCore2Duo(Conroe)を同じ扱いにしているので、
その部分を分離すれば、いわゆる規定値になるかなと思います。

ところでチップのVIDピンに出力する内容ですが、Pentium M/Core2Duoが負論理
なので、ひょっとしてPentium Dの変換テーブルが逆なんじゃないかと思ったんですが
もし今の変換テーブルでPentium Dでも電圧の取得・設定ができているということであれば
開発チームで論理が逆ってことですかね。(仲悪いな…)

【2343】Re:Core系CPUのVIDの表示
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 ねじまき  - 08/6/15(日) 2:10 -

引用なし
パスワード
   Core MAのVIDを0.0125V刻みに変更したものを作成してみました。
http://www.d9.dion.ne.jp/~nejimaki/arch/prog/CrystalCPUID_CoreMA.zip

内容としては、
・CoreSolo/CoreDuo以降の場合、VIDを0.0825+0.0125*nで表示
・Core2Duo以降の場合、MSR 0x000000CEを取得してmin VIDを取得・表示
となっています。
うちのCoreDuo/Core2Duoマシンで試してみたところ、それっぽくなった
気がします。
どうでもいいけどE7200は6.5倍設定はできないみたいですね。

【2344】Re:Core系CPUのVIDの表示
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 ひよひよ  - 08/6/15(日) 12:24 -

引用なし
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   ▼ねじまきさん:
>Core MAのVIDを0.0125V刻みに変更したものを作成してみました。
>http://www.d9.dion.ne.jp/~nejimaki/arch/prog/CrystalCPUID_CoreMA.zip

ありがとうございました m(_ _)m
自宅の Intel Mac mini で動作確認しました。自宅にありながら、対応していなかったとは... 最近、インテルのデータシート読んでないからなぁ。反省。

【2345】Re:Core系CPUのVIDの表示
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 Intel CPUでもCrystalCPUID  - 08/6/16(月) 2:39 -

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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 4.14.4.408_E2180.JPG
・サイズ : 156.3KB
   ひよひよ様・ねじまき様

この度は大変お世話になりました。
ひよひよ様の最新版(4.14.4.408)を使わせて頂きましたところ
添付画像の通りE2180でもE7200と同様に
"Intel Enhanced SpeedStep Control"や"Multiplier Management Setting"で
0.0125V単位のVIDテーブルが表示されまして、
かつ"Min"や"Max"にも想定通りの値が表示され
CPU固有のVIDレンジの範囲外の電圧にも
正しく"(X)"マークが表示されることを確認しました。
また倍率や電圧の変更も全て設定通りに正常動作し
Core Temp 0.99の表示とも完全に一致することも確認しました。

これで私が当初思い描いていた希望通りの動作になりました。
本当にありがとうございました。
お二方には心より感謝申し上げます。

なおE7200で倍率を6.5倍にしようとすると6倍に設定されてしまうのは
45nm世代のPenrynファミリーのCPUに共通の仕様と思われます。
理由は不明ですが
以前にもPentium Mで7倍に設定できないという制限があったと思いますので
それと似たような仕様になっているのではないかと推測されます。
ちなみにこれまでに私が試した範囲では
65nm世代のConroeファミリーのCPU(デスクトップ系CPUのみですが)には
このような制限はありませんでして、
全てのCPUで6倍から定格倍率までの整数倍の倍率を設定可能でした。

プログラミングができない私では
情報のご提供や動作検証くらいしかお役に立てることはありませんが、
CrystalCPUIDという素晴らしいソフトの発展に
少しでも貢献できれば幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
それでは失礼致します。

添付画像
【4.14.4.408_E2180.JPG : 156.3KB】

【2346】E7200と6.5倍
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   - 08/6/16(月) 5:18 -

引用なし
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   自分もE7200持ちなのでBIOSから6.5倍を設定してみました。
ほんと6倍になっちゃうんですね〜

ついこの前までPentium Dual-Core E2140(200x8=1.6GHz)を使ってたので懐かしいクロックと言えばそうなんですが……その頃やE7200がEISTで1.6GHzになってるときよりなんか動作が鈍いような……

それだけの話だったりしますが。

では。


P.S.
この後7.5倍でも試してみようかなぁ……

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