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▼Cappuccinoさん:
>http://pc5.2ch.net/test/read.cgi/linux/1096733379/288-298
>↑このへんで「CeleronMでクロック変更?」の話題が出てます(あくまで真偽不明ですが)。
>要約するなら、本来用意されてるテーブル無視すれば設定できてしまうということですかね?
そこを読んで噂の真相がわかったのですが、
その動作はThermalMonitor?による変化で起こっています
超低電圧版PenM1GHzの人が
>600MHzを少し 下回る数字を指定してみても、624MHz以下には下がらなかった。
>でも、今、試しに450MHzあたりを指定してみると、500MHzぴったりまで下がった。
と報告していますいます
これは今まで、5.xなどと指定したのだと思われます。
また、4.5などと設定したら500MHzだったと読みとれます。
System Programming Guideを見ると
http://www.intel.com/design/pentium4/manuals/index_new.htm#sdm_vol3
13.16.3. Software Controlled Clock Modulation
Pentium 4, Intel Xeon and Pentium M processors also support software-controlled clock modulation.
This provides a means for operating systems to implement a power management policy
と書かれておりP4,Xeon,Pentium Mについてはソフトウェアでの
パワーマネージメントの手段を提供していることが書かれています
うちのPentium M 725でMSR Editorを使いテストした所、
0x19Aの設定だけで動作し、実効クロックを下げることが可能でした。
(RMClock Utility以外で変化を見れる物は今のところ見つけていませんが……)
うちでは確認できませんがCeleron Mについてもこの方法が可能であると思われます
0x19A の設定は3:1が割合の設定、4をOnにすると有効です
・割合の設定値
000B Reserved
001B 12.5% (Default)
010B 25.0%
011B 37.5%
100B 50.0%
101B 63.5%
110B 75%
111B 87.5%
(100%の場合はbit4をOff)
上記の設定値表を見てもらえるとわかると思いますが
超低電圧版PenM1GHzの人の場合設定値5で62.5%=625MHz、4で50%=500MHzとなり、
計算上もつじつまが合います。
>それ以下の数値を指定しても500MHz以下には下がらなかった。
とありますが、これはおそらく一般的なBIOSの初期値である50%で
ソフトウェア的な制限がかかり、それ以上下げようとしても
下がらなかったのではないかと思われます。
別の方で、CeleronMで100MHzになったというのはおそらく
定格800MHzの物を設定値1の12.5%で動作させたと言うことなのでしょう。
長くなってしまいましたが、簡単に書くとSpeedStepじゃなくても
実効クロックをソフトウェアからの指示で下げることで意図的に
発熱を抑えることが出来ますよと言う事です。
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