想 ~なぜ修正版 BSD ライセンスなのか~

「なるかな」による充電も完了し、昨日から WinRing0 の Beta リリースに向けてちょっとやる気を出して来たわけですが、今日は海外の某オーバークロック系サイトから CrystalCPUID のカスタムバージョンを作りたいというメールが来ました。

カスタムバージョンの作成自体はもちろんオッケーなわけですが、現在の CrystalCPUID は商用利用というか販売が出来ないという大きな制約があります。理由は簡単で、使用しているライブラリの中に商用利用禁止のものが含まれているからです。

私が今年 OpenLibSys/WinRing0 に取り組むことを決意したのは、このジャンルにオープンソースのライブラリが絶対に必要だという信念があるからです。そして、そのライブラリはある程度以上に有名でなければならないと思っています。オープンソースのライブラリを作っても、検索しても全然見つからないようでは、(ライブラリを探している人にとっては)存在していないと同じなのです。

OpenLibSys/WinRing0 のターゲットはハードウェア寄りのことに興味があるプログラマだけと残念ながら非常に狭いのです。だから、日本語だけでなく英語の情報が必須ですし、存在を知ってもらうためにも OpenLibSys/WinRing0 を使った有用なアプリケーションを書く必要があります。

私は、ライフワークとして CrystalCPUID/OpenLibSys/WinRing0 に取り組むつもりですが、今大きなハードルが目の前に存在しています。そう、デジタル署名の問題です。私は、個人プログラマですから、法人格が必須となるデバイスドライバ用のデジタル署名を取得することはできません。この問題を解決する方法はいくつか考えられますが、私自身が起業することが困難(デジタル署名を取得するために会社を辞めて、起業するのはちょっと・・・無理です)な以上、何らかの形で誰かに署名してもらうほかありません。信頼に足るライブラリを作成し、私のプロジェクトを支援してくれる方が現れることを信じて前に進むことが今年度の目標です。

私は生きた証を「修正版 BSD ライセンス」で残したいと考えています。後に続く後輩たちの足がかりを提供するためにも、そして、私が何らかの理由でプログラミングを続けられなくなった日が来た時に「誰か」が「私の」「私たちの」成果を容易に活用するためにも。

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