ReadyBoost は奥が深そうです。
パワーユーザーには無縁とも思える ReadyBoost ですが、世間の注目はかなり高いようです。 で、今更ながら色々調べてみたのですが、奥が深そうです。
特別編 Vistaの知られざる機能を探る――USBメモリーでパフォーマンスが上がる!?“ReadyBoost”とは何か の このスライド を見る限り、ロープライオリティ IO 機能を使って非同期で書き込むことになるようですが、この仕組みでなぜ、Random64K Read のスコアが上がるのか???100MB のファイルを生成しアレコレ書き込みした内容をロープライオリティ IO で USB メモリにも書き込んでいるのなら説明がつかないでもないのですが・・・。
雑誌やIT系ニュースサイトでは、CrystalMark 2004R2 を使用して ReadyBoost で、Random64K Read 読み出しが速くなって幸せ!!って感じの記事が散見されるのですが・・・。ホントなんでだろ???
というわけで、ReadyBoost で Random64K Read のスコアが改善される理由がわかる方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると幸いです。
ちなみに、ReadyBoost の動作条件は…
- 容量が512MB以上(最大4GB)
- 4KBブロックのランダムリードが2.5MB/秒以上
- 512KBブロックのランダムライトが1.75MB/秒以上
とのこと。
おまけ:IODATA のサイトでも CrystalMark 2004R2 が使われてます…
http://www.iodata.jp/vista/report_boost.html
とりあえず、64KB から 4KB にテストサイズを変えてみたのですが、いかがでしょうか?4KB の HDD テストってホント 1MB/s いかない拷問みたいなテストなんですが、営業戦略上 ReadyBoost を前面に出してアピールしようかなぁ~
↓開発中の 4KB テスト対応版↓
↑ RAM ディスクです(汗
極めて個人的な見解ですが、ReadyBoost の特集で CrystalMark 2004R2 が使われている理由は、他のソフトでは有意な差が見えてこないんだけど、CrystalMark だと「なぜか」効果があるように見える!!から記事が書きやすい!!とかなんとか・・・ってことはないですよね???(笑)