標準DOMスクリプティング
CDHtmlDialog で GUI を構築するには、JavaScript & DOM の知識が必須であることに気がつき、途方に暮れていたころに出会いました。この本を読んでも具体的に何ができるようになるわけではないので、結構悩んだのですが、サンプル満載で百花繚乱なんだけど、標準に準拠する気も本質を理解する気もないような本をいくら読んでも CDHtmlDialog を使いこなせるようにはならないだろう思い購入しました。※社会人になってからは、あまり悩まず直感で本を購入するようになったのですが、多少立ち読みして内容を吟味してから購入しました。
読んでみるとなかなかの良書。ひたすら避け続けてきた JavaScript ですが、この本を読んでだいぶ見方が変わりました。IE 4.0 が出たころ必死に DHTML の本を読んで文字が動く~とか喜んでましたけれど、DOM を理解するにつれて当時の DHTML の問題点が良くわかってきました。まぁ、Windows アプリの GUI を構築する上では、クロスプラットフォームを意識する必要はないんですが、DOM の考え方は非常に重要だなと今更ながら感じたわけです。(ホント重要なことに気がつくのが人よりちょっと遅いんですよ・・・私は。)
この本を読んでから MSDN の CDHtmlDialog 関連の説明も以前よりずっとわかるようになりました。やっぱり、基礎は重要ですね。著者の羽田野さんに大感謝です。
- 標準DOMスクリプティング JavaScript+DOMによるWebアプリデザインの基礎
- 羽田野 太巳
- ソフトバンククリエイティブ 2007-01-16
- 評価
by G-Tools , 2007/02/17
最近のコメント