3 月 04

『大学時代の成果を形に残す!! 』

修士論文や社会人準備、ご両親への挨拶(汗)などなどアレコレ忙しい中、無茶苦茶がんばったような気がします。CrystalMark08 と比較するとほとんど変わらないし、目玉の『OpenGL ベンチマーク』機能は後輩の Koinec 氏に作ってもらったし、ホント何をあんなにがんばっていたのか今となっては思い出せないのですが。

CrystalMark 2004 で一番で重要なポイントは『1.0 ではない』ということです。一生懸命がんばったのですが、統合ベンチマークソフトのあるべき姿を見出すことは出来ませんでした。見出すことが出来なかったわけですから当然到達することも出来ませんでした。だから、1.0 ではないのです。

多くの課題はありますが、CrystalMark 2004 は大学時代の全てが詰まった作品なわけです。

Mark

3 月 04

CrystalMark06 の成功に気を良くした私は、新バージョンの開発に取り組みました。

CrystalMark08 のアピールポイントは『詳細なシステム情報』と『国際化』です。海外にはベンチマーク+システム情報なソフトが色々ありますが、国内には多分あまりなかったんですよね。

システム情報としては、CPU、PCI、HDD、DLL など色々な情報がタブを切り替えるだけで見ることが出来ました。これはこれでなかなか画期的だったような気もします。今思えば。

国際化といいつつ、当時の私は何故か『英語』に対応すれば良いと思っていたようで、ソースコード内に日本語と英語のメッセージを次々と埋め込んでいきました。変数で切り替えられるようにしながら…なんということでしょうか。

肝心のベンチマーク部分には大きな進歩はなかったのですが、CrystalMark06 の最大の欠点はわかりにくいことだと感じていたので、結果をよりわかりやすくするためにメーター表示することにしました。

就職活動の関係でリリース時期が遅くなったため、約 10 ヶ月と短命なソフトではありましたが、それでも CrystalMark08 Ranking System には 4 万件近くの登録がありました。

CrystalMark06 の正統後継バージョンとしてそれなりに普及したような気がします。

3 月 04

CrystalMark06 は当時最も日本国内で利用されていたと思われる HDBENCH を目標に開発された統合ベンチマークソフトです。

当時の私には技術力は全然ありませんでしたが、『後発である以上今までにないものを提供する必要がある』という至極当然なことを非常に意識していました。

私が見出した CrystalMark06 のアピールポイントは『ネットワークランキングシステム』です。HDBENCH の結果は多くの掲示板で見かけましたが、他の PC と結果を比較することは決して容易ではありませんでした。そこを改善すれば良いのではないかと考えたわけです。肝心のベンチマーク内容は、WindSock をリスペクトし、HDBENCH をインスパイヤした古典的なものです。

当時は、CGI という言葉が非常にもてはやされておりまして(ちょっと前の Blog とか Web 2.0 とかそんな感じ?)私も掲示板やらアクセス解析やら色々作っていたわけです。その経験と大学で自由に使えるサーバを生かしベンチマークランキングシステムを構築しました。

CrystalMark06 Ranking System には今までに 5 万件以上の登録を頂いております。

幸運にも パソコンの性能を調べる和製ベンチマークソフト「CrystalMark」v0.6.5が公開 (窓の杜) で取り上げていただき、それがきっかけか多くの方に利用していたくことができました。ベンチマーク業界?に確固たる一歩を踏み出した私にとっては非常に感慨深い作品です。

CrystalMark06 付属ヘルプの開発履歴を眺めていると数年ですごく進歩したものだとシミジミ。 

いろんなことに感謝しながらプログラミングしていたのが良かったんだろうなぁ。やっぱり。

crystalmark06s.png

9 月 30

オーバークロッカー必携の abo さん作 SetFSB のソースコードが公開されております。しかも、解説ページまであるではありませんか!! HSP(Hot Soup Processor) で書かれているため、パッと見ただけではわかりませんが、膨大な SMBus 関連情報が公開されているのは大注目です。

また、先日デジタル署名を行った SysInfo.sys および SysInfoX64.sys を同梱しているため Windows Vista での動作もバッチリです。

4 月 20

*ベンチマークソフトではありませんが、便宜的にこのカテゴリに入れています。

wcpuid.png

WCPUID Version 3.3 (c) 1996-2004 By H.Oda!
NrkLvHomePage

世界中で愛用され続けている CPU ユーティリティです。CPU の詳細情報だけでなく、チップセットや PCI デバイスの一覧など多数の機能があり、プラグインを導入することで対応する CPU の倍率変更などが可能です。まぁ、説明は不要ですね。残念ながら June. 12. 2004 にサポートメールアドレスの休止を発表して以来、私が知る限りバージョンアップ等はなく、そのため最新の CPU には対応していません。

当時も今も日本国内に閉じたソフトウェアが多い中、WCPUID は世界中で愛用されています。この事実は、私が CrystalCPUID の世界進出を目指す上で励みでもあり、目標でもありました。 

言うまでもなく CrystalCPUID は WCPUID の影響をとてつもなく強く受けております。そのためか CrystalCPUID リリース当初は「WCPUID のパクリソフトの作製 乙」といった趣旨のコメントを戴いたこともあるのですが、自分らしさ、独自性を見出すための努力を惜しまず続けたつもりです。

もはや CrystalCPUID はどのソフトを目指すという段階ではありませんが、WCPUID を目指して奮闘していた日々を思い出すと、デバイスドライバや非公開情報(恐らく大手パソコンメーカーやソフトウェアベンダーなどにのみ公開)の壁に何度となく挫折しかけながらも、我ながらよく諦めなかったなぁ~と思います。まぁ、大学生だから頑張れたというのは間違いないでしょうけど。

【裏話:改めてほじくり返すこともないのですが・・・】
大学生の頃 H.Oda! 氏に対する非礼をユーザー様から指摘いただき、お詫びのメールを送ったのですが、即日寛大な心でお赦しいただいたということがありました。この一件は、私のプログラマとしての方向性に少なからず影響を与えたと思っています。

「あまり気になさらずに良いソフトウェアの開発を継続をしてください。」

4 月 19

hdbench.png

HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず
HDBENCH.NET

もはや説明は不要でしょう。CPU、メモリ、グラフィック、HDD の性能をワンクリックで測定できる日本を代表するベンチマークソフトです。ユーザーから投稿されたベンチマーク結果と自分のベンチマーク結果を簡単に比較することもでき、CPU のクロック周波数の測定もできます。そして、なにより測定したい項目をクリックするだけ!!という説明書がなくても使えるわかりやすさが良いですね。

CrystalMark は多数のベンチマークソフトを参考にして開発しましたが、その中でも一番大きな影響を受けているのは、間違いなく HDBENCH です。 CrystalMark どころか Crystal Dew World がこのような形であるのは、HDBENCH のおかげと言っても過言ではありません。また、EP82改/かず 氏には CrystalMark の DirectDraw ベンチマーク後に IME が消えてしまうというトラブルの解決方法を教えていただきました。

さて、HDBENCH.NET と CrystalMark.info はいろいろな意味で似ている部分が多いです。まず、ドメイン名からして・・・

☆総合ベンチマークソフト
HDBENCH に対して CrystalMark

☆HDDベンチマークソフト
FDBENCH に対して CrystalDiskMark

★画面解像度変更ソフト
QuickDes に対して CrystalRes

言うまでもなく全て後発です(汗
改めてリストアップするとものすごく影響を受けていることがわかります。でも、パクってるとは言わないでください(笑)所謂「リスペクト」ってやつですよ。えぇ。

これからのベンチマークソフトはどうあるべきなのか?HDBENCH を実行しながら思いを馳せた夜でした。。。

4 月 18

windsock.png

WindSock V3.30 - Windows Performance Analyser

Freeware by Chris Hewitt, Copyright (c) 1992, 1993 Technical Pixies

CrystalMark があるのはこのソフトのおかげかもしれません!!直接的な影響は HDBENCH から受けているところが多いのですが、ベンチマークソフトに興味を持ったきっかけは高校生の時に友人がパソコン通信でダウンロードしてきてくれたこの WindSock なのです。残念ながら公式サイトはないようですし、Win16 アプリなので今のパソコンの測定には全く使えませんが、歴史的価値は∞です。